アパート管理に必要なスキルとは
2030年には今現在、年金を納付されている方への年金給付が不可能になるという見解を総務省が発表して、物議を醸し出しています。政府は年金に頼らず資産運用を現役時代からおこなって、老後の蓄えを作るようにと国民に呼びかけており、この影響で不動産投資を始める30代~40代の方が増加しています。不動産投資とはマンションやアパートを購入して、賃貸物件として入居者を募り家賃収入を得る事を指します。もっとも始めやすい不動産投資がアパート運営ですが、オーナーとなった際は管理人の役割も務めないといけません。
アパート管理人の仕事は、入居者が安心して暮らせるように環境維持と清掃等があります。アパートの規模にもよりますが、50名以上の入居者はいる物件であれば管理会社に業務を委託する方がコストパフォーマンス的にも良いといえます。10~30名程度の小規模なアパートであれば、ご自身で管理をすることもできます。この時必要となるスキルが、高いコミュニケーション能力と観察眼です。
コミュニケーションは入居者と敷地内で出会った時、挨拶だけでなく日常会話を積極的におこなって交流を持つことに役立ちます。特にファミリー向けの物件であれば、この交流が今後の新たな入居者獲得の決め手になるので大切にしておきたいところです。観察眼は防犯対策に使えるスキルで、入居者ではなくセールスマンや不審者を見極めて敷地内に立ち入るのを阻止することができます。