一戸建ての家のリフォームについて

家を買うときは、一戸建てとマンションがありますが、マンションではエントランスや廊下、構造上の壁などの共用部分は、住人全員の共有物のため、リフォームには事前の届け出と許可が必要です。一方で、一戸建ては、土地も建物も自分のものなので、法律の規制の範囲内で自由にリフォームできるのが魅力です。リフォームには、外壁や屋根などの防水性を回復するための塗り替え、住宅設備の更新に、間取りの変更や建て増しなど、様々な方式があります。屋内の間取りの変更は問題がありませんが、サンルームをつけたり、車庫に屋根と外壁をつけて尼から守るなど、建物自体に変更をする場合は、法律の規制にも注意が必要です。

土地には、建蔽率や容積率という基準が決まっていて、100平米の土地で建蔽率が60、容積率が80なら、土地のうち40平米は開けておかなければならず、延べ床面積は80平米までになります。この場合の建物とは、屋根と外壁があるものをいうので、駐車場に屋根だけを付けた場合や、サンルームでも壁の一面が解放されている場合は建物とはみなさないので、規制の対象になりません。一戸建てのリフォームで、建物の外側に建て増しなどを考える場合は、敷地の基準について確認が必要です。リフォームの業者や建築士などの専門家に、土地の建築規制についても、工事内容と合わせて確認をしてもらうと安心です。

工事内容については、規制を確認してから具体化しましょう。

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