一戸建て 計画的なメンテナンス

住宅は、一戸建てとマンションで、暮らし方からお金までいくつかの違いがあります。一戸建ての住宅では、土地も建物も自分の持ち物なので、管理や維持も自分一人で決めることができます。一方、マンションの場合、建物の共用エントランスや廊下部分、階段や建物本体の躯体などは、住人全体の共有財産です。共有部分の維持管理は一人一人の考えで決めることはできないし、住戸によって生活の水準や資産状況も異なるため、将来の修繕のために、積立金を毎月集めています。

具体的には、外壁や屋上の防水工事、電気系統をはじめとして、共有部分のすべてのメンテナンスを、10年程度のサイクルで、消耗の程度や設備の寿命、メンテナンスに必要な費用を見積もった長期修繕計画を作成し、計画の時期に応じて、その費用が積み立てられるように計算をします。一戸建ての場合、修繕や維持管理について、他人の合意を必要とせずに自分で判断できるため、そこまで綿密な計画は必要ありません。とはいえ、戸建て住宅でも建物や住宅設備は必ず経年劣化や消耗をするので、いざというときの備えは必要です。水回りはいったん漏水してからよりも、予防的なメンテナンスをしたほうが建物にはいいし、外壁と屋上は、ともに足場を必要とするので、同時施工が経済的にも日程的にも効果的です。

長期修繕計画に基づいた積立金をするかどうかまでは任意ですが、建物や設備のメンテナンスの時期や費用は、マンションを見習って長期計画を作成しておくと安心です。東京都の一戸建てのことならこちら

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